toggle
2022-08-28

英単語がどうしても覚えられない時の対策

英単語がどうしても覚えられない・・・

英単語を覚えるのが苦手!という方は結構いらっしゃいます。また、英単語に限らず、そもそも暗記が苦手という方も多いのではないでしょうか。

かくいう自分も、昔は英単語を覚えるのが苦手でした。例えば、中学1年生の頃に1週間の曜日を英語で書くテストがあったので、一生懸命覚えたのですが、3時間集中して覚えられたのがSundayとMondayだけでした笑

「なんで、チューズデイ(Tuesday)がチュエスデイってなるんだ」

という疑問だけが頭に残ったまま、結局全然覚えられなくて。

さて、そんな自分の経験、またこれまで10年以上の指導経験を踏まえて、英単語の暗記が苦手な人でも試す価値のある方法を説明させて頂きます。

具体的には3つあります。

  1. 本気で覚えようとしない
  2. 単語帳は1冊にする
  3. 青ペンで書いてみる

本気で覚えようとしない(1)

この記事を読んでいる方は一生懸命に英語を勉強しようとして、読んでいるかと思うので、いきなりこんなことを言うのは恐縮ですが、もう少し楽をしちゃいましょう!

実は、「さあ、やるぞ!」と本気で取り組むと記憶に残りづらいんです。というのは、人がモノを覚える時の一番いい状態はリラックスしている時だからです。

ゴロゴロと漫画を読んでいる方がストーリーや難しいキャラクターの名前を覚えていたりします。それと同じで、英単語ももう少し気軽に取り組んでみましょう。

また、本気で「覚えないと!」というスタンスでいると、シンプルにストレスで、「もうやりたくない・・・」と思ってしまいます。

もっと楽をしていきましょう!

ちなみに、寝る前に覚えるといいということをよく言われますが、それが楽で習慣化(歯磨きのようにしないと気持ち悪いという状態に)できる方は試す価値ありです!これも楽に覚える一つです!

単語帳は1冊にする(2)

たくさんの英単語に触れることはとてもいいことです。だからと言って、単語帳をアレもコレもとたくさん手を出すのはオススメしません!

理由は、管理しづらいから。

複数の単語帳を持っていると、何を覚えて何を覚えていないか、がわかりづらいです!

また、「ここまで覚えたぞ!」という達成感が身につきづらいので、モチベーションの低下に繋がります。

そこで、単語帳は1冊に絞りましょう!

単語帳の種類はなんでも構いません!好きなデザインのもの、直感が「 なんか好き」というもので大丈夫です。ただ、強いてオススメするとしたら、余白の多いものがいいです。理由を説明します。

単語帳はなんでもいいとお伝えさせて頂きましたが、その理由としては、どんな単語帳もそれだけでは足りないからです。

そもそも単語帳というのは、統計的に「大学受験にはコレがよく出る」「英検にはコレが出る」「TOEICにはコレ」といったものをまとめてくれたものです。

しかしながら、当然のことですが、皆さんそれぞれスタート地点が違います。そもそも大学受験の前に高校受験の単語を覚えきれてないという方もいるでしょう。(もちろん、それは全然悪いことではありません)

何が言いたいかというと、自分に完全に合う単語帳は市販では売っていないということです。じゃあ、どうするか?作りましょう!

英単語帳を1冊用意したら、今後、長文や文法問題などで出てきた英単語でわからないものは、辞書のように単語帳で調べましょう!

英単語帳に載っていたら、そこにマーカーで線を引いておきましょう!実際に、問題に出てきた英単語は本当に必要だということですから。

逆に、英単語帳には載ってないけど、問題に出てくるということは、今後も出てくる可能性が高いです。それであれば、せっかくその単語に出会ったいいチャンスですので、単語帳に直接書き込んでおきましょう。英語と意味を。場合によっては発音も。

単語帳に載ってない英単語は、単語帳の余白にどんどん書き込んでいきましょう。(そのため、余白があるのお勧めしました)書き込むことで、自分に合ったオリジナルの英単語帳が完成します。そして、それを1冊読めば英単語は大丈夫!という状態になるのです!

青ペンで書いてみる(3)

最後に、ちょっと特殊な方法で、「青ペンで書いてみる」という方法をご紹介します。ちなみに、僕もこの方法を使いました。英単語ではないのですが、苦手な日本史をテストで3点だったところから偏差値70くらいまで上げてくれました。

方法はシンプルで、覚えたい英単語を青ペンで書きまくるというもの。

なぜ、青ペンかというと、青は人を落ち着かせる色だからです。

(1)のところでも、お伝えしましたが、人はリラックスしている時にモノを覚えます。

つまり、

  1. 青ペンで書く
  2. リラックスする
  3. 覚える

という流れになります。

非常に簡単ですが、僕はとても効果がありました。こういうのは、信じるだけで効果が1.5倍くらいになるかと思うので、何も考えずに信じるとおトクです笑

ちなみに、この青ペンで書くというのは、早稲田塾が生み出した方法のようです。

英単語はテキトーに覚えましょう

いかがだったでしょうか?真面目に勉強しているあなただからこそ、いい意味で「テキトー」になることをお勧めします。実際、脳科学的にも、暗記はリラックスの方がいいと言われているので、テキトーは理に適っています。

肩の力を抜いて英単語の学習を進めて頂ければ幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます

関連記事